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「高寄りならショート(売り持ち)」「安寄りならロング(買い持ち)。で、大引け手仕舞いの
「寄り付き方に逆張り売買」<カンタン!>検証法

2.始値と終値の値幅を出す

■計算式は「終値−始値」で■

次に、終値が始値と比べていくら上がったか、下がったかの値幅を計算して、これをD列に入れましょう。

D列2行目のセル(4月1日のところ)をクリックして、まず「=」を入力し、4月1日の終値C列2行目の「1924(円)」をクリック。

次に、テンキーの「−」を入力して、今度は4月1日の始値B列2行目の「1903(円)」をクリックします。

<図2−1>「終値−始値」で値幅を出す

そして「Enter」キーを押すと、終値と始値の差「21(円)」がD列2行目に表示されました。

<図2−2>4月1日の値幅は「21円」

<計算式の入れ方>

  1. 「=」を入力
  2. C列2行目(4月1日の終値)の「1924(円)のセルをクリック
  3. テンキーで「−」を入力
  4. B列2行目(4月1日の始値)の「1903(円)のセルをクリック
  5. Enterを押す

■フィルダウンで全ての日付の「終値−始値」を瞬間表示■l

全ての日付の「終値−始値」を表示させましょう。

とはいっても、いちいち全部同じ計算をする必要はありません。

まず、今計算した4月1日の終値と始値の差「21(円)」のセルにマウスを当ててクリックして枠の色を濃くします。

その枠の右下の角に、小さな「・」があるはずです。

<図2−3>セル右下の「・」にマウスを当てる

ここにマウスを当てると、「+」に変わります。

この状態でダブルクリック! すると、一瞬にして全ての日付の「終値−始値」の値が表示されます。

<図2−4>「フィルダウン」で全日付の計算が一瞬にしてできる

これは、D列2行目でやった計算と同じことを、それ以後の行についてもやってくれる機能で、「フィルダウン」と言います。

たいへん便利な機能で、このあともちょくちょく使います。

3.終値と始値の値幅が「始値に対して何%か」の比率を出す

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