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次に、終値が始値と比べていくら上がったか、下がったかの値幅を計算して、これをD列に入れましょう。
D列2行目のセル(4月1日のところ)をクリックして、まず「=」を入力し、4月1日の終値C列2行目の「1924(円)」をクリック。
次に、テンキーの「−」を入力して、今度は4月1日の始値B列2行目の「1903(円)」をクリックします。
<図2−1>「終値−始値」で値幅を出す
そして「Enter」キーを押すと、終値と始値の差「21(円)」がD列2行目に表示されました。
<図2−2>4月1日の値幅は「21円」
<計算式の入れ方>
全ての日付の「終値−始値」を表示させましょう。
とはいっても、いちいち全部同じ計算をする必要はありません。
まず、今計算した4月1日の終値と始値の差「21(円)」のセルにマウスを当ててクリックして枠の色を濃くします。
その枠の右下の角に、小さな「・」があるはずです。
<図2−3>セル右下の「・」にマウスを当てる
ここにマウスを当てると、「+」に変わります。
この状態でダブルクリック! すると、一瞬にして全ての日付の「終値−始値」の値が表示されます。
<図2−4>「フィルダウン」で全日付の計算が一瞬にしてできる
これは、D列2行目でやった計算と同じことを、それ以後の行についてもやってくれる機能で、「フィルダウン」と言います。
たいへん便利な機能で、このあともちょくちょく使います。