HOMEはこちら
次は、「終値−始値」の値幅が、「始値の何%」に当たるのか、始値に対する終値の上昇下落率を出します。
この売買は、寄り付きでポジションを取り、大引けで手仕舞うことを想定しています。つまり、始値が「ポジションを取る値段」ですから、それに対する終値の上昇下落率%が、、そのまま、その日の損益(%)になるわけです。
計算式は、「値幅÷始値×100」です。
これをE列2行目(4月1日の行)に表示させます。
<計算式の入れ方>
<図3−1>始値に対する「値幅」の%を計算する
「1.103521」と出てきました。これが始値に対する終値の上昇下落率ですが、小数点以下がちょっと多すぎますね。
小数点2桁にしてしまいましょう。
<図3−2>値の小数点以下の桁は「小数点調整ボタン」で加減
これはツールバーの「小数点調整ボタン」(図3−2の赤丸のマークの部分)を使えばすぐにできます。
このボタンを1回クリックすると、小数点以下が1桁減り、もう1回クリックするとまた1桁減り…、といった具合にどんどん小数点以下の桁が少なくなります。
小数点2桁になったら、先ほどと同じように、これをフィルダウンします。
これで、全ての日付について、始値に対する値幅の比率%が計算されました。
<図3−3>超数点以下を調整したら「フィルダウン」する