「JASDAQ-TOP20」 - 2012年3月14日

前回の銘柄入替前日の2011年10月20日と、今回の銘柄入替(セブン銀行の除外)前日の2012年3月14日の引値から前回からの上昇下落率などを計算してみました。JASDAQ-TOP20についてはETF価格と指数値、構成銘柄の3種類です。参考のために市場平均として、225,TopixのETFも並べてあります。

「上昇下落寄与価格」は「引値の変化×掛け目÷除数」です。

上昇下落率を調べる。
コード 市場 銘柄名 業種 掛目 11.10.20
引値
12.3.14
引値
上昇下落
率%
上昇下落
寄与価格
1321 大証 日経225連動型上場投信 ETF 8800 10260 16.6
1306 東証 TOPIX連動型上場投信 ETF 758 872 15.0
                 
1551 大証 JASDAQ-TOP20上場投信 ETF   1235 1271 2.9  
    JASDAQ-TOP20指数値     1224.20 1245.22 1.7  
6787 JQ メイコー 電気機器 1 752 1059 40.8 15.9
9438 JQ エムティーアイ 情報・通信 0.01 97200 134000 37.9 19.1
8410 JQ セブン銀行(3/15除外) 銀行業 10 141 179 26.9 19.6
4348 JQ インフォコム 情報・通信 0.01 79400 95600 20.4 8.4
3268 JQ 一建設 不動産業 1 1873 2152 14.9 14.5
6871 JQ 日本マイクロニクス 電気機器 1 451 511 13.3 3.1
7458 JQ 第一興商 卸売業 1 1460 1621 11.0 8.3
4239 JQ ポラテクノ 化学 0.01 99600 104900 5.3 2.7
2702 JQ 日本マクドナルド 小売業 1 2054 2120 3.2 3.4
3811 JQ ビットアイル 情報・通信 2 778 796 2.3 1.9
4817 JQ ジュピターテレコム 情報・通信 0.01 80400 81500 1.4 0.6
6769 JQ ザインエレクトロニクス 電気機器 0.01 52100 52800 1.3 0.4
4755 JQ 楽天 サービス業 0.01 88300 85200 -3.5 -1.6
3765 JQ ガンホー・オンライン 情報・通信 0.01 201500 190900 -5.3 -5.5
6890 JQ フェローテック 電気機器 1 1013 879 -13.2 -6.9
4819 JQ デジタルガレージ 情報・通信 0.01 243000 209400 -13.8 -17.4
4080 JQ 田中化学研究所 化学 1 710 576 -18.9 -6.9
2138 JQ クルーズ(2011年10月採用) サービス業 0.01 130800 104300 -20.3 -13.7
2656 JQ ベクター 小売業 0.01 56600 40000 -29.3 -8.6
3858 JQ ユビキタス 情報・通信 0.01 105000 73800 -29.7 -16.2
                 
6640 東証 第一精工(2011年10月除外) 電気機器 1 2159 2567 18.9 21.1
2400 JQ メッセージ(3/29日採用予定) サービス業 0.01 242000 254100 5.0 6.3

この間に「市場平均」は15、6%と明らかに上昇したのに対し、JASDAQ-TOP20の方は僅かに上昇でした。内訳を見るとメイコーやエムティーアイの様に相当上がったものもあるのですが、1割以上下落した足引っ張りが6銘柄あったのがJASDAQ-TOP20の上昇を抑えたようです。このインデックスの今後の浮上には、足引っ張り銘柄の回復がポイントになると思われます。

昨年10月の入替で第一精工が除外されたのですが、その後を見てみると2割近い上昇になっています。TOP20の最大寄与銘柄として入替までしっかり足を引っ張った銘柄ですが、なんということでしょう。代わりに採用となったクルーズは第一精工の後継として指数の上昇をしっかりと抑えています。

この度の入替でセブン銀行は除外されますが、期間中の上昇率が26.9%と立派な孝行息子だった、といった感じです。メッセージが代わりを果たしてくれるのを期待するのみです。


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