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こんな売買をしたらどうなる? パフォーマンスを検証してみよう

<その2>5日移動平均よりも「終値が高ければ買い持ち」「終値が安ければ売却」

4.最終的な利益はどうなった?

ここからは、検証<その1>と同じです。

まず、1日ごとの損益を出します。1月4日は終値のほうが5日移動平均よりも高いので印は「1」。これに翌日(1月7日)の前日比%を掛けます。この掛け算の結果を1月7日の行のG7のセルに出しましょう。

1月7日は前日比で2.44%上昇しているので、4日の「買い持ち」はそのまま2.44%の利益。あとは、これまで出てきたのと同じように、「以下同様」の計算結果を各日のG列に表示させます。

さて、トータルではどのくらいの損益でしょうか。これも検証<その1>でやったのと同じように、まずは、H6のセルに「0」を入れておいて、これに1月7日時点での利益「2.44」%を足す式をH7のセルに入力して「Enter」。

それ以降のデータについては「以下同様」の計算結果を出します。

6月28日時点の累積損益はというと…

48.61%。これまた思ったほどではありません。グラフにしてみると、こんな感じです。

4月23日時点での累積益は100%目前にあったのですが、そこから利益が半減してしまっています。株価の推移を見てみれば

4月24日をピークに軟調な展開を続ける中で、「買ってはヤラれ」となっていたようです。

ただ、この銘柄も6月下旬以降株価が持ち直しています。それとともに、この「終値が5日移動平均より高ければ買い持ち」のパフォーマンスも回復しつつある模様です。




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