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信用倍率は前週より小幅低下。評価損益率は1桁台に改善しています。
4月23日以降、そう長続きはしないで失速するだろうと冷めてみていたトレンドが驚きの強さを続け、日経平均株価は戻しらしい戻しがないまま3万8000円台回復。グロース250指数に至っては何と700ポイント台に乗せるという、快挙といっても過言ではない状況となっています。個別銘柄は「総じて強い」と言えるほどではないものの、少なくとも、弱いトレンドを続ける銘柄は激減状態です。
トランプ関税の落としどころが見えて警戒が大幅に後退。そこに停戦合意の話が加わるともなれば、悪い展開を予想するほうが難しいと言わざるを得なくなります。日経平均株価の4万円台回復をはじめ、上値がどこまで行くかはともかく、ひとまず6月末、株主総会終了辺りまで市場全体のしっかり感は続くだろうと見ています。あと1か月少々ですが、結構妙味のある局面かもしれません。