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信用倍率は小幅上昇。評価損益率はほぼ同じ水準でした。
日経平均株価は前週1日から昨日まで3日続落で3万3000円割れ。20日移動平均を下回り、おまけに11月14日-15日のギャップすら埋めてしまう目先陰転。3万2000円前後のサポート水準まで下げそうにも見えるネガティブなパターンとなりましたが、幸いにして本日大反発。しっかりした陽線で3万3000円台を回復。20日移動平均水準を再び上回り、12月1日-4日のギャップも埋めています。
一方、最注目の東証スタンダード指数ですが、週明け4日は持ち堪えていたものの、さすがに昨日は強めの下落となって安値引け。が、本日は大反発で、前日の陰線を完全に取り戻すにとどまらず、1日の年初来高値目前まで来ています。
というわけで、チャート的には「下げ止まって上げ再開」を期待させるパターンとなっているわけですが、ここからトレンドが素直に進展するかどうか。昨年の終盤を思い出すと、12月15日から市場全体の地合いが悪化し、日銀政策決定会合の結果を受けて20日に大下げ。年末に向けて22年の安値水準まで下げています。今年も似たようなパターンにならないとも限らないという意識は持っておいたほうがよいと思います。
よって、目先強い動きがあったら買い玉を手仕舞う。もし、ここから市場全体が弱い動きになるならば、安いところを打診的に拾うという逆張り策を検討するのも悪くありません。