前日比195円高と大幅高寄りしたものの、小刻みな売りに押されて分足2本目で水面下。売りに押される展開はその後も続くが、3200円処で下げ渋る。後場は、日銀政策会合結果を受けて市場が乱高下する中で堅調な動きに。14:10以降は、「マイナス金利導入」が不動産関連に好感された流れもあり、値を大きく伸ばして高値水準で大引け。
15年7月から軟調な動きが続いていたが、15年12月後半から方向が転換。15年10月の高値をブレイクしてから強い上伸モードに。1月15日以降はもみ合い状態で、下値は3000円ー3200円処。本日の安値は21日の安値および昨日寄値と同水準である。週足を見ると、この下値ゾーンは、レジスタンス→サポート→レジスタンス→サポートとなってきたフシ目水準であることがわかる。1日内の値動きがダイナミックな現状、下ヒゲ狙いの妙味は大きそうである。