三菱UFJモルガン・スタンレー証券のレーティング引き上げが好感され、前日比32円高の大幅高寄り。その後も旺盛な買いが続き、11:15には前日比97円高まで買われる。前場の活況を知った参加者が多数いたのか、後場に入ると一転して売り優勢に。14:15、高値から55円安い682円をつける。以後は売りが沈静化。やや戻して引けている。
15年10月半ばから延々と続いてきたもみ合い状態を2月半ばに完全ブレイクしたと見られる銘柄。日足チャートにはレジスタンスが見えないが、週足を見ると、前週末の引値が第1のレジスタンス水準だったことがわかる。本日寄りのギャップアップでそのレジスタンスをブレイクした格好。その上のレジスタンスは750円手前の水準で、本日の高値はこれが意識された模様。長期的には、1000円前後に待ち構えるレジスタンスがかなり強そうである。