6736  サン電子 (2016.3.30)

寄りから取引は大活況。1秒間に夥しい約定件数で、時折売りに押されながらも上値を伸ばす。9:54:02には寄値から200円高い1260円超え。が、9:54:03に3200株が1270円をつけると売りが目立つ展開に。以後は、買いは入ってくるも売り優勢は変わらず。結局、10時以降の下降トレンドが継続したまま大引けとなっている。

15年1月の2250円を天井に、今年2/12にはその約5分の1まで株価が下落していた銘柄。3/15の増配発表後、iPhoneロック機能解除が材料となり取引が活発化している。本日は売買高・代金ともに2位という大商い。その上値となった1270円は、昨年大キャップ・ダウンした前日10/7の安値1269円とほぼ同値。この水準が市場参加者にレジスタンスとして強く意識されていたと見られる。過去のギャップ・ダウン水準は売り指値の要注目ポイントである。