前日比101円高で寄り付き、ややもみ合った後、9:27:11から怒濤の買いが始まる。株価は1040円から一気に1100円を突破したが、9:30:43に1116円をつけたところで打ち止め。分足4本で値幅70円の”往って来い”となる。その後の寄値近辺でのもみ合いは10:50に下抜け。1020円処で下げ止まってやや戻すも、後場は取引も閑散となって、勢いなく1029円で引けている。
14年1月をピークに高値・安値を切り下げ続けている銘柄。本日高値1116円は、日足レベルでは15年12月来のフシ目水準。週足レベルでは、15年6月末および15年12月末の高値を結んだレジスタンスライン上とほぼ水準であり、ダブルで上値を抑えつけられた格好。他方、本日の高寄りで日足レベルのレジスタンス1030円処はブレイクし、本日場中の下げ止まりと引値は、これにサポートされた形になっている。このサポートを維持しつつ、本日高値を超える動きが出れば、中期レベルのトレンド転換となる可能性がある。