前日比40円高で寄り付いた後は取引閑散。9時台の約定は6件700株だけだったが、10:00:39に突如降って湧いた3600株の売り物。1621円だった株価はこれで瞬時に1553円まで下げる。次の約定から大引けまでの約定件数はわずか20件で2700株。パラパラ商いの中で値を上げ、前日比27円高で引けている。
13年初から堅調なトレンドを描いていたが、15年7月半ばから軟調な動きとなり、現状は弱保合い状態にある銘柄。日足チャートを見ると、1600円から50円刻みでサポート水準があることがわかる。本日の3600株の売り物は1550円処のサポートで下げ止まった格好。現在継続中の保合いは週足レベルのレジスタンスラインが上値で、1700円を超えれば、保合いブレイクでトレンド再開が示唆される。ただ、この水準は3/28-3/29に形成した巨大ギャップのレジスタンスでもある。このギャップを埋められるかが、先行きのトレンドを決めそうである。