225寄与度が比較的高いこともあり、寄付直後から後場寄り後30分までは先物の上げ下げにつれて動く。13:00、「増配・自社株買い・今期微増益見通し」の業績発表で大錯乱。直後の上げが即一転して売りが圧倒。7分間に245円下落。2790円をつけたところで買い優勢に大転換し、今度は7分間で275円急上昇。以後は徐々に先物につれた動きに戻り、14時以降は小幅な上げ下げを繰り返して前日比5円安で大引け。
場中の業績発表で5分足3本間に動いた値幅は往復500円超。安値2790円は2月以降フシ目となってきた水準だが、週足チャートを見ると、この2800円前後が15年4月から1年以上にわたって意識されてきたことがわかる。また、225と同様、この銘柄も4/12から上昇に転じており、本日安値はその反発当初のギャップアップ、4/13の安値と同値でもある。場中の業績発表後、数分の間に「内容は悪くはない」とわかった際には、フシ目の安いサポート水準での買いを画策したいところである。