週末引け後の決算発表内容がよほど気に入らなかったのか、寄り前気配は大幅安。寄り付いたのは9:11:55で200円安。5分後には2000円割れ。その30秒後に1961円まで売られる。ここで様相一変。30秒で2000円台回復。10時台には2200円水準まで戻す。が、前日安値2241円までは届かず。13時台半ばまで続いていた三角保合い的な動きは、先物が売られたのを機に下抜け。2100円割れまで下げた後、若干戻して引けている。
15年5月から動意が現れ、今年2月後半以降、好調なトレンドを続けてきた銘柄。PER50倍台まで買われており、17年3月期のプラス3.7%という微増益予想では許されなかったらしい。ただ、本日安値は2/4の高値など複数のサポート水準と一致している。また、13週移動平均も1962円とほぼ同値であることからすると、この水準は買いが集まりやすかったと考えられる。ちなみに引値は、一段上のサポートと同水準。この銘柄を手掛けている参加者は、チャートのフシ目をかなり意識しているのではないか。