8783  ＧＦＡ (2016.8.24)

寄値は前日比26円安。20秒間に6件・計1200株の約定で前日引値まで戻した後は取引が閑散化。すると、9:25:20から小口の売り物が数分おきに出現。執拗な売りは30分以上続き、10:11:37に900株が1610円をつける。次の約定は25秒後の1631円。そこから買いが連続する展開が10分間。10:21:36には安値より145円高い1755円に。以後は取引が再び閑散状態となる中でやや値を下げ、前日比12円安の1734円で大引け。

06年2月の超高値の後、”リーマン・ショック”を経て株価が100分の1以下にまで下落した銘柄。14年末からやや動きが出始め、今年4月から動意が顕著になっている。直近の高値は7/4の1895円。8月に入り、高値更新にトライしたが達成できず、足元は下げ基調。本日安値は、7/4高値からの下げ止まり7/20の引値と同値。また、本日高値は、ギャップアップした翌21日からの小保合いを上抜けした7/29高値とほぼ同値。本日引値は、やはり7/4以降フシ目となってきた水準である。7月以降のサポート・レジスタンスを詳細に捉えていれば、本日安値から高値までの相当部分の値幅を取ることも可能だったのではないか。