7226  極東開発工業 (2016.10.18)

前日比4円安の寄付後は、数分から十数分に数単元約定するという取引状況で、前日引値前後での推移。後場も同様だったが、14:49:49、突如連続スライスの爆買いが出現。約定31件・計4万3700株で1191円を一挙に1249円までぶち上げる。1249円をつけた最終弾1万1100株の3秒後、次の約定は1220円の100株。これを口火とする計2000株の連続スライス売りが1204円まで落とす。7秒後には1200円割れ。以後は1200円手前の動きとなって大引け。

10年10月から続いていた上昇トレンドが14年11月で終了し、その後は下降トレンドにあった銘柄。今年6/28を底にトレンド再転換の動きとなっている。直近高値は10/6の1217円。その後は上値を伸ばせなかったが、週足を見ると、これよりやや上の1230円〜1250円処には15年来のレジスタンスが複数ある。これが意識されて、買いが手控えられていたのではないか。それを本日の爆買いが破りかけたものの、1250円手前で弾が尽き、あえなく撃沈。目先のトレンドは悪くないが、この先のレジスタンスの多さからすると、1400