4406  新日本理化 (2016.10.27)

前日比4円高で寄り付き後、夥しい取引をともなって棒上げ。9:02:27に176円をつけると、売り買いが交錯。173円ｰ176円の攻防となる。9:04:12の200株・176円を最後に売り優勢となって170円を割るも、買い意欲は消えず。9:06:54に計5万3800株が172円まで戻す。が、これで全力を尽くしたのか、以後は売りに押される一方に。取引も激減し、引値は前日比13円高の164円。

仕手筋に好まれる銘柄。市場全体が枯れていた11年7月から12年3月までの爆上げはいまなお記憶に残る。その後は”アベノミクス”の恩恵もなく、時に噴いてはすぐに失速し下降トレンドを続けていた。6/24以降、下値が堅い動きとなり、ついに10/24、目先のレジスタンスを突破。翌10/25に180円まで噴き上げるが、結果は長い上ヒゲ。本日”もう1回”にトライしたものの、高値は超えられず今回も長い上ヒゲ。週足を見ると、一昨日の高値180円は15年8月の安値と同値。今年4月に噴き上げた際は15年7月の安値と同値の高値をつけた翌週から反落に転じているが、今回も同様の展開となって終わるのか？