前日比変わらずで寄り付いた後は、市場全体の軟調もあって売り優勢。10時過ぎから勢いが増し、10:17:45から10:17:46にかけて計6700株の連続売りで3100円が2930円まで下落。次いで400株が2830円まで一挙に落とした後、100株が2802円をつけてトドメ。ここで特別気配が出て一時取引停止。再開後の約定値は200円超高い3050円。以後は3000円ー3100円のレンジの動きとなり、安値より288円高い3090円で大引け。
14年4月上場後、7月を高値に今年2/12まで下降トレンドを続けていた銘柄。ようやく上向いたトレンドは5月に失速したが、Brexitで下げ止まって持ち直す。7月から10月半ばまでは保合い状態。これを10/14の陽線を機にブレイクして10/26まで上値を伸ばしている。本日安値は、保合いの最終局面となった9/26ー10/11の上値ラインにサポートされた格好。保合いブレイクの10/17の安値もこれとほぼ同値である。本日安値をつけた100株は、このサポートをいま一度試してみたかったのかもしれない。