前日比45円高で寄り付いた後は1350円をはさむレンジの動き。後場、小ギャップで寄り付くとレンジ上抜けの様相に。12:58:55から買いが急に集まりはじめて上伸。売り物も出てくるものの、買いも負けじと攻勢。13:24:26、計1000株が1426円を1442円まで持ち上げ、直後の3約定が高値をつける。次の分足に入るや否や売りの猛攻開始。連続スライス売りが相次いで現れ、5分で54円下落。その後も売り優勢が続き、結局、1350円前後レンジの元サヤで大引け。
15年初からの強いトレンドが10月半ばで終了し、今年6/24まで下げ続けていた銘柄。9月に入ってから起き上がる兆候が見え、10/24のS高からダイナミックな動きに。前日時点までの高値は10/31の1416円。本日その高値をブレイクしたものの、思いのほかの伸びなかった。週足チャートの現れている1500円前後のレジスタンスが意識されて始めている可能性がある。このレジスタンスをブレイクできれば、15年10月最終週と11月1週に形成したギャップの水準まで比較的軽い値動きで行けるのではないか。