前日比2円安で寄り付いた後は取引まばらで、前場の約定件数はわずか15件。後場に入って、やや買い物が現れたが継続せず。そこに13:30:46、約定件数10件・計5000株が1347円を瞬時に1287円まで下げる。と、コンマ数秒後からの連続買いで1340円台を即回復。13:31以降はまばらな取引状態に戻り、約定値は343円−1349円のレンジ内に終始。引値はレンジ上値の1349円。
09年初からの長期上昇トレンドが15年2月をピークに崩落。今年8月末まで安値を切り下げていた銘柄。9月後半から上値が切り上がりはじめ、10月後半からトレンド反転の様相となっている。本日12:48につけた高値1354円は、15年9月−10月のサポートであり、今年1月に割り込んでレジスタンスとなった水準。このレジスタンス示現を見て計5000株が売りに出てきたのかもしれない。直近の日足陽線が目立つところを見ると、目下の需要は堅そう。この先もう一押しあるとすれば、1260円ー1270円処がサポートか。