前日比2円安で寄り付いた後、時に売り物が出てきては前日引値近辺まで戻す散発的な動きが続く。後場に入るとより一層薄商いの様相に。このまま大引けか、と思われた14:06:26、計2万1000株の25件連続約定で1015円が瞬落。最後に1万200株が954円をつけたところで特別気配が出て取引は一時停止。再開は9分後。約定値は安値より54円高い1008円。その30分後には1015円を回復。そのあと水準は変わらず1015円で大引け。
12年11月からの上昇トレンドは13年5月で終了。以後はトレンドらしきものが出ていない銘柄。今年8月以降は、レンジ→上抜け→レンジ→上抜けという動き。足元は、11/10にレンジを上抜けして上値を切り上げている状態にある。本日後場の大口売りは、前日に5月来の高値を更新したのを見てやってきたのではないか。7月以降の動きを見ると、950円−960円のゾーンにフシ目が固まっている。本日安値もゾーン内。11/10の下ヒゲは951円と、やはりゾーン内である。とすると、次に下ヒゲが出るとすれば960円処が安値か。