平常の取引が活発でない銘柄。本日も9円安で寄り付いた後は散発な取引で2500円近辺の動きが続く。そこに10:17:47、突如計9700株の大玉が現れ約定件数27件で2500円が2400円に瞬落。最終弾5100株が約定したところで特別気配。取引再開は3分後の800株・2455円。その直後、計300株で2480円台に戻して以降は2470円前後の散発な取引となり、2470円で大引け。
13年からの上昇トレンドは15年5月をピークに終了。15年9月に2000円割れした後は、下値は切り上がるものの上値は2500円止まりの三角保合い状態。9月に始まっている足元のトレンドも、やはり上値は2500円で頭打ち。本日の大玉売りは、もはや上値は伸びないと見ての手仕舞いか。本日安値は、まず100株が2400円をつけた瞬間、5100株が拾い買いに入った模様である。週足を見ると、15年7月以降、2400円ー2500円レンジの動きを続ける局面が複数確認される。1月・7月の優待権利に向けた動きとの関係も考えられる。