前日比2円安の寄り付き直後から売り優勢。計8件の約定で2194円まで下げたところで9:12:01 計9500株の連続スライス売り出現。雪崩れ的急落の果て、4400株が2094円をつけたコンマ数秒後に300株が50円高い2144円で約定。9:44には2200円まで戻す。以後は取引激減。後場は2180円をはさむ散発的な取引に。引値は安値より89円高い2183円。
12年からの上昇トレンドは15年11月末で終わり、今年6/24まで下降トレンドから脱出できなかった銘柄。3か月弱の底値固めを経て、9月終盤から上昇トレンドが鮮明に。本日安値は、前の高値10/31と、調整後の再浮上局面11/16〜11/18までの高値より1ティック上。1100株が2100円で約定した瞬間、この値段に高速買い注文が入ったのではないか。この銘柄、10/21も長い下ヒゲ陰線だが、上伸前のレジスタンス水準および20日MAがサポートになっている点は本日と似ている。このパターンは今後も意識しておきたい。