前日比17円高で寄り付いた後、9時台の約定12件。10時台=6件。11時台=ゼロ。後場も12時台の約定がわずか3件と、閑散ムードが色濃く漂っていたところ、13:02:45、何が起きたのか突如2020口の大玉売り出現。ETFにも関わらず、価格は1644円から1595円に瞬落。コンマ数秒後の次の約定は1634円。5分後には瞬落前の価格に戻り、何事もなかったかの如く1647円で大引け。
「東証配当フォーカス100」という紙数に連動するETF。構成銘柄は大型株とREITが主体で、本日場中に指数が急落したわけではもちろんない。あの2000口超の大口売りは誤発注だったのか。しかし、日足チャートを見れば、本日安値は11月後半に形成したサポート水準と一致するばかりか、本日引け時点の20MA値1596円ともほぼ同値。不思議である。ETFといえども、安いサポート水準に指値を入れておく策を是非検討したい。