8214  ＡＯＫＩホールディングス (2016.12.14)

前日比1円高で寄り付いた直後から売りに押されて水面下。1410円処で落ち着いたかと思ったところが10:08:41、計3万4100株の巨大売り物が出現。28件の約定で1409円が瞬く間に1349円。と、すかさずコンマ数秒後に900株が1379円をつけ、そこから1400円まで急回復。前場は1410円処まで戻して終了。後場は1410円−1420円内の緩やかな動きが続き、安値より67円高い1416円で大引け。

12年初からの上昇トレンドは14年1月で終了。15年初から再び上昇トレンドの様相となったものの高値を更新できずに下降トレンドに再転換。今年7月に下げ止まり、9月以降は20日ＭＡをサポートとした右肩上がりの動きを続けている。本日の巨大売り物は12/8のギャップアップを完全に埋める破壊力だったが、11/10高値（寄値）がそれを上回るサポート力を発揮した模様。また、不思議なことにこの安値は本日引け時点の20ＭＡ値でもある。指値を入れるなら、”レジスタンス転じてサポート”と20日ＭＡが同水準となっている位置が注目できそうである。