8014  蝶理 (2016.12.19)

前日引値と変わらずで寄り付いた後しばらく取引なし。約定2件目の9::39:40でいきなり連続スライス大玉売りが登場。計3000株が1754円から1660円まで総ナメに売り叩く。1660円がつくと間髪入れずに100株=1700円、計300株=1740円で連続約定。8秒後の次の約定で株価はもとの水準に。以後は大引けまで1760円前後の取引が閑散となされ、引値は安値より100円高い1760円。

15年5月末から今年6/29まで下降トレンドにあった銘柄。三角保合い的な底値固めを経て、10月から上昇トレンドの軌道に乗っている。本日安値は実にわかりやすい。11/14の高値（寄値）が”転じてサポート”である。この1660円をつけた200株の前の約定は1700円。最終弾が40円も安いところを叩かされている。そのコンマ数秒後の次の約定は、1660円がついたら買い出動する高速発注だったのではないか。本日の連続スライス大玉売りは別の高速取引参加者にカモられたようである。