7952  河合楽器製作所 (2016.12.20)

前日比31円安の2344円で寄り付いた直後、9:00:11に計500株の連続スライス売りで2500円まで下落。8秒後、1200株がさらに50円安い2200円をつけて特別気配。取引再開後の約定は100円高い2300円。ここから猛然と買われて2390円まで上げたところで買い一服状態に。2343円まで下げると、9:36:04またも連続スライス売り。計1000株で2258円に瞬落。再び特別気配。取引再開後の約定は100円高い2358円。以後は次第に取引も減り、前日比34円安の2341円で引けている。

10年から13年末までの大三角保合い状態を14年にブレイクしたものの15年5月をピークに反落していた銘柄。今年9月半ばから反転ムードが鮮明になり、日足陽線が目立つ動きで上値を伸ばし続けている。本日の寄付直後の混乱でつけた安値は12/2から12/12に形成された小保合いの上値が”転じてサポート”となった格好。また、11/9の大陰線の後は20日ＭＡがサポート役を演じているが、本日引け時点の20日ＭＡ値も2196円と、やはり同水準である。この20日ＭＡサポートはこの先もしばらく有効に機能するのではないか。