8920  東祥 (2017.1.17)

前日比60円安で寄り付き後の3件目の約定9:02:04から9:02:25にかけて小口の売り物が連続。計7700株で5220円が5060円に急落。直後、計300株が5070円をつけると、9:03:06から一転して買いの大攻勢。9:06:41には5250円まで上昇。その後再び下押しする動きが出たものの下値は5140円まで。以後は取引は減少し5200円−5250円レンジの動き。14時過ぎにレンジを上抜け。前日引値前後の動きとなり、前日比10円安の5270円で大引け。

13年9月から上昇基調が継続している銘柄。足元のトレンドは10/17安値4075円からスタートしている。本日寄り直後からの下げは先物に引きずられた部分が大きいと見られるが、5060円をつけた直後、先物が下げ続けているにも関わらず買い攻勢に一転。12月以降のフシ目5050円より1ティック上で反転したところを見ると、このサポート水準はかなり強く意識されていたようである。3月の株主優待権利に向けての需要もこの買い攻勢の一翼を担ったのではないか。