前日比29円高の寄り直後から売り圧力。前日比マイナス圏に入ったところで9:47:02、計4500株の雪崩れ的連続売り。2153円が忽ち2053円。と、コンマ数秒後に200株が50円高い2103円をつけ、間髪入れずに100株が2153円で約定。わずか1秒、2約定で100円上げて瞬落前の値を回復。以後、前場はマイナス圏だったが、後場寄りにプラス圏浮上。閑散取引の中、14時からさらに値を上げ、安値より113円高い2166円で大引け。
14年からの上昇トレンドは15年7月で終了して下降トレンド転換。16年1月安値で反転したかに見えたものの上値を伸ばせず6月に再下落。7月から8月までの底練り状態を経てようやく上昇基調に乗ってきた銘柄。この上昇軌道のポイント1つは10月後半に上値が押さえられていた2030円処のレジスタンスを11/21にブレイクしたこと。本日の安値はこの日の高値がサポートになった格好である。この先、もう一段下値を試す動きが出るとすれば、次のサポートは10月後半のレジスタンス2030円処か。