寄値は前日比10円高。5分後から売り圧力が増し水面下。10時を過ぎると約15分おきに連続売りが出現。トドメは前引け間際の11:29:01の連続売り計3400株。1400株の最終弾が611円をつけた瞬間、”割り込み”と見られる高速買い物が計400株入り、615円でザラ場引け。後場は特別買い気配で始まり、買い攻勢で13時には前日比プラス圏浮上。前日高値を超えたところで売り物に押され、651円で大引け。
14年を通じての上昇トレンドは15年4月にピークアウト。16年2月までの下落で上昇分を全部チャラにした銘柄。その後底練り的な動きを経て10月からトレンド好転の様相となっている。本日前引け間際につけた安値は12/22から1/25までの保合い状態の上値ゾーン。また、1/26にこれをブレイクしたギャップの下値水準でもある。保合いブレイク後に株価が一段上伸した場合、保合いの上値水準がその後のサポートになるケースはよく見られる。保合いブレイク前日の高値水準も押し目を狙う際の要注目ポイントである。