寄値は前日比変わらず。直後から買いが入り9:48には前日高値を更新。前場は高値圏で引ける。後場寄り、理由不明の大幅安寄りで水面下。即座に浮上するもジワジワの売り圧力で再び水面下の1059円。そこに12:55:38、計1万9000株の連続売り出現。忽ち60円急落して999円。ここで特別気配が出て一時取引停止。再開は6分後。3200株が1063円で約定。その後は急落前の1060円前後の動きに落ち着き、急落前と同値の1059円で大引け。
大きく捉えれば13年初から上昇トレンド継続中だが、15年12月の高値以降は1年超大きいレンジの三角保合い状態にあった銘柄。今年に入り保合いをようやくブレイク。2/10にギャップアップで1000円を超えてから上値を伸ばす動きが本格化している。本日安値は、その前に1000円超えにトライした1/27の高値(=寄値)と同値。1000円前後のフシ目は中長期チャートにも現れていることから、かなり参加者の意識が集まっていたと見られる。もう一段の下押しがあるとすれば、下値として意識されやすいのはやはり2/10のギャップの水準か。