寄値は前日比2円安の1200円。以後10分取引なく、2件目の約定9:10:00にいきなり計2400株の連続雪崩れ売り。あっという間もなく前日比59円安の1141円に急落。次の約定は20秒後で1171円と途端に30円戻し、さらに5秒後には1181円。その後はまとまった売り物は現れず、取引もまばら。後場14:19:07から連続買いが出て前日比プラス圏浮上。引値は前日比1円高の1203円。
13年から16年9月まで掴み所のないトレンドレス状態にあった銘柄。10月以降それまでとは異なる右肩上がりの動きになっている。トレンドが現れだした11月からの動きは20日移動平均がサポートになっているが、本日安値は20日移動平均を大幅に下回る水準。この安値1141円は1/25・1/27・2/3の下ヒゲの先端とほぼ同値。この1140円処は週足レベルでもフシ目のひとつであることがわかる。それにしてもこの銘柄、日足も週足も陽線と下ヒゲがやたらと目立つ。安いところを拾いにくる参加者が目下のトレンドを形成しているようである。