前日比23円高の1250円で寄り付いた直後から売り圧力。9:13:55に大口の連続売りが出現し1237円が1170円に刹那落ち。その後10秒で1216円に戻したが、9:14:07、計5600株の連続まとめ売り再出現で1114円まで瞬間爆落。コンマ数秒後計700株が1126円を買い、1分と経たずに1200円回復。これを境に買い優勢に一転して9:30:35には前日比プラス圏浮上。以後は1240円をはさむ取引。後場は一段切り上がり1240円をサポートとする動きに。安値より134円高い1248円で大引け。
16年11月から上昇基調が鮮明になっている銘柄。保合いを鋏みながら着実に上値を伸ばしている。本日のギャップアップ寄付で2月後半からの変形保合い状態の上値をブレイク。が、寄値1250円は長期的なレジスタンス水準。これが寄り直後からの売り圧力を惹起した一因か。本日安値1114円は2/9−2/10間の小ギャップを1ティック埋める位置。この水準は15年12月から16年初にかけての”レジスタンス転じてサポート”水準でもある。中長期レベルのレジスタンス・サポートは折りに触れて確認しておきたいところである。