2877  日東ベスト (2017.3.13)

前日比18円安で寄り付いた直後は買いがあったものの徐々に売り優勢。1152円で下げ止まったかに見えた矢先の10:19:12、計8900株の怒濤売り出現で1079円に瞬落。4秒後に500株が1086円で約定したところで特別気配となり取引停止。再開は3分後。1700株が1144｣円で約定。11時過ぎまで混乱気味だったが、その後は取引も激減し1140円−1160円のレンジ内の動きに落ち着く。引値もレンジ内の1152円。

13年以降700円−800円レンジの動きを延々と続けていた銘柄。今年2月28日に出た材料で豹変。3/6に上げ止まりの様相を見せたが、3/9のギャップアップで上げ再開。この日場中のＳ高で06年高値を一挙にブレイクしている。本日安値は一旦上げ止まった3/6の高値と同値であり、3/9ギャップアップの安値（寄値）と1ティック違い。あまりにもわかりやすいサポートである。ちなみに材料が出たのは2/28だが、株価は既に2/22のギャップアップから動き始めている。事前に材料を把握していた参加者がいたのではないか。