前日比75円高の大幅高寄り。直後から売りに押され前日比上げ幅は45円に縮小。以後は2580円−2600円の範囲でまばらな取引。後場14:28から買いが入り、レンジを上抜けして2620円に上昇。その後100株が1611円をつけ、このまま大引けかと思われた14:55:52、計5700株の売り爆投下。瞬く間に100円下落し2511円。その10秒後、計600株の買いで瞬く間に2617円。引けまでの数分間は2600円を挟む取引となり、2605円で大引け。
16年以降大きめのレンジの上げ下げを繰り返しながらも上昇基調にある銘柄。16年12月の上値2600円を3/9にブレイクしたものの、翌3/10高値2643円から上値は伸びず。前々日から弱い動きとなっていた。本日の大幅高寄りは目先の高値圏で買った参加者にとって”待ってました”だったに違いない。大引け間際の大玉売りは寄り直後に売り切れなかった参加者か。12月以降の動きを見ると、本日の安値水準がひとつのフシ目になっている。12/7のギャップアップそのきっかけのようである。