前日比2円高で寄付。取引は多くないものの押されれば買いが入る展開。さらに上に行くかと思われた10:18:27、突如計7400株の売り物が現れ、1209円が1047円に瞬時崩落。ここで特別気配により一時取引停止。再開は10:31:34。約定値は安値より150円高い1197円。以後11時過ぎまではその水準の取引が続いたが、徐々に下値を切り下げる動きに。1171円まで下げて大引け。
16年1月からの市場急落で崩れかけた上昇トレンドが7月に持ち直し、3/9に15年の高値をブレイク。3/14の1270円まで上値を伸ばしている銘柄。3/15以降は調整ムードになっていたとはいえ、本日の計7400株による下げ方はあまりに唐突。今年形成したサポートは悉く粉砕され、昨年12月に形成した1050円処のサポート水準でようやく下げ止まった格好である。ここまでの下げを想定した買い指値はちょっと難しいが、高速取引主体の昨今、前日引値比10%程度安いサポート水準は意識しておいてよいのではないか。