寄値は前日比26円安の1645円。10時台までは概ね1640円−1660円内の取引。11時過ぎに下抜けしたが、市場全体と同様戻し基調に。後場入り後に1650円台まで回復。ところが13:18:55、今更何を、と言いたくなるような大玉売り出現。計4900株がドミノ倒し的に売り下げ1550円。その瞬間、高速買いが入ったらしくコンマ数秒で1600円回復。以後は1640円ー1655円内の取引が続き、寄値と同値の1645円で大引け。
12年10月から堅調な上昇トレンドを続け、16年10月以降トレンド加速が顕著となった銘柄。そのトレンドが2月から変調し、陰湿な下げが3月半ばまで続いていた。その下げも1630円処のサポートで止まって反転したかに見えたが、前週後半から反落。昨日は場中に1630円処のサポートを割り込んでいる。本日安値はその下のサポート、11/10高値より1ティック上。週足チャートはこの”レジスタンス転じてサポート”がより鮮明。安値をつけた瞬間に現れた高速の連続買いはこの水準を意識していた可能性大。このサポート示現で、ひとまず下げ止まりではないか。