前日比15円高のギャップアップで寄り付いたものの、前場の約定件数はわずか10件。値段もほとんど動かず前引けは2200円。後場寄値は2220円。徐々に買いが積極化。2300円を超えると勢いが増し、13:03:55に2445円。ここで特別気配が出て取引一時停止。再開は13:10:28、100円安い2345円で2000株約定。以後は上値を伸ばせず。取引は閑散化し、高値より192円安い2253円でザラ場引け。
13年4月の高値以降、16年末まで約500円レンジ内の動きを続けていた銘柄。今年1月に上抜けの様相となり、3月半ばからの調整後、4/28のギャップアップを機に保合いながらも居所を切り上げている。本日の寄値2199円は6/19からの保合いの上値水準であり、また13年4月の高値水準でもある。これを超えたことが後場寄り後の買い積極化の一因か。他方、本日高値2445円は、06年7月から07年8月までの下値水準が意識された可能性がある。2450円〜2750円のレジスタンスゾーンは厚そうだが、長いレンジ内の動きの果てに再開したトレンドはいずれこれを破るのではないか。