7314  小田原機器 (2017.7.10)

前週末引け後に材料が出て、9:06、前日比30円高でギャップアップ寄付。直後から買われるも売り物も多く、600円到達は9:20:00。その1秒後から10秒間、605円で21件・計6300株が約定。さらに10秒後、計600株が608円をつけた直後、618円で100株約定。そのあと約定7件であえなく600円割れ。以後は売り噴出。20分と経たずに532円まで下げる。ここから切り返したものの580にも届かず。徐々に取引は閑散化し、高値より59円安い559円で大引け。

13年初からの上昇トレンドは15年5月をピークに下降トレンド転換。16年5月に下げ止まって反転したものの560円のレジスタンスが超えられなかった銘柄。本日寄値はそのレジスタンスと同値。その後の上昇で下降トレンド中に形成された複数のレジスタンスをブレイクしたが、最後は15年8月の高値が壁となった格好。興味深いのは高値からの下落でつけた安値532円。今年5/15から直近までのレジスタンスがサポートとして意識されたらしい。材料で買うならば、こうしたサポート水準に着目したいところである。