前日比5円高で寄り付いた後はやや売り優勢。10:43から一段値を下げ1050円処にあった11:23:51、計3500株の雪崩れ売りで60円旬落。が、991円をつけるや否や速攻買いが入り、10秒で29円即戻し。分足の引値は1045円。以後は取引が沈静化し、1050円をはさむ動きが続き、1054円で大引け。
14年12月の高値からの下降トレンドは16年6月に終了し、以後は上昇基調にある銘柄。今年に入って上値の伸びが止まり、3月末から2週間下げ続けたが、4/14を底に反転。着実に上値を切り上げている。7/24に1075円をつけた後は上値が高止まり。この水準は15年11月から12月にかけて形成されたレジスタンスである。また、本日安値991円は、6/21から6/27にかけての小保合いの上値水準であるとともに、週足レベルの”レジスタンス転じてサポート”。安い買い指値を入れる際には、日足・週足に共通するサポート水準を参考にするのも有効そうである。