前日比26円高で寄り付いた途端に売られて前日引値水準に下落。が、次の分足で急浮上。10:47に2678円の高値をつける。そこから2640円まで押されて前引けとなったものの、後場は寄りから2650円−2670円の高値圏の取引が継続。ところが14:00:10から売り物が噴出し30秒弱で100円下落。2560円処で止まったかに見えたが14:04:36に下抜け。30秒間に計500株の約定で2500円まで下げる。と、再び買いが入りはじめ、30分後には2600円回復。パラパラ取引ながらも値を戻し、2613円で大引け。
15年4月からの下降トレンドは16年2月で止まり、16年9月から上昇基調が鮮明になった銘柄。今年4月の調整後は権利落ち前日の6/27まで上伸。権利落ち直後は不安定な動きだったものの、7月半ばから再上伸モードとなっている。本日14時からの売り物噴出は15年3月4月の高値ブレイクによる達成感が一因か。その下げが一旦止まった2560円処は7/18のレジスタンス”転じてサポート”の水準。結局そこは下抜けしたが、権利落ち直前の上値水準が次のサポートになった格好である。本日引け時点での20日移動がこれとほぼ同値である点もまた興味深い。