前日比10円高で寄り付いた後747円まで買われて以後は取引閑散の中、740円処での推移。後場も同様の閑散ムードだったところが、13:02:41、何を思ったのか突如計2万1000株の大玉売りが出現。744円から714円まで買い板をなぎ倒す。26件目に2500株が714円で約定すると、間髪入れずに計400株の買いが入った模様。以後は何事もなかったかのような閑散に戻り、737円でザラ場引け。
16年2月からの強烈な下落で4か月後にはピークの半値にまで株価が落ちていた銘柄。その後は緩やかな戻し基調となり、今年2月からの調整も6/14で終了している。8/7に報道された「ips細胞から血小板をつくる技術の実用化」が材料となってS高。翌8日から下押しモードになっているが、その間に出現している下ヒゲはいずれも4月以降のレジスタンス”転じてサポート”水準。本日安値もまた然り。もう1段の下押しがあるとすれば、次の下ヒゲの先端は710円処のサポート水準か。