前日比20円安の寄付直後から強烈な売り攻勢。一旦戻すと執拗な売り物が現れ下値を切り下げる。クライマックスは10:19から15分間。10:34:23、1856円の2約定を境に買い優勢に転じ、売り物に押されながらも上値を切り上げる展開に。後場は、売りに押されても1870円は割り込まず。13:30から買いが徐々に勢いづき、14:11:41に1900円回復。14:25以後は1920円をはさむ取引となり、後場高値の1926円で大引け。
15年12月以降、上げ下げを繰り返しながら上値を切り下げ続けていた銘柄。今年4/17の1231円から様相が一転。4か月にわたって堅調な上昇トレンドを維持している。このトレンドの中でたびたびサポート役を果たしてきた20日移動平均が本日も機能。また、この1850円前後は直近の”レジスタンス転じてサポート”水準であると同時に、週足レベルでも目につくフシ目水準。優待の9月権利に着目している参加者もこのサポートを意識して買いに出たのではないか。