前日比8円高で寄り付いた後、ゆるゆると値を下げ、1370円で停滞していたところ、前引け近くの11:22、突然計3100株の爆売りが出現。1317円まで一挙に下げる。と、その瞬間、100株ずつの3約定で1369円に戻して前場はザラ場引け。後場は14:59まで取引ゼロ。大引け間際に前日引値の1370円に戻して終了。
14年9月から16年7月まで下降トレンドを続けていた銘柄。16年12月から株価が起き上がり、今年3/8から4/24までの調整を経て、上昇トレンド再開モードになっている。年初来高値更新となった本日寄値1378円は、奇しくも15年3月から7月にかけてのレジスタンスと同水準。これが前引け直前の売り物を誘発したのではないか。ただ、7月後半以降の下ヒゲを見ると、売り物が出てくれば拾い買いが入っている模様。本日安値は1300円処のレジスタンスを突破した7/14の高値がサポートとして意識された可能性がある。