3441  山王 (2017.8.29)

寄値は前日比30円安。直後から売り圧力が強かったものの、9:30過ぎから買いが徐々に優勢となり、9:55にプラス圏浮上。売りに押されながらも上値をを切り上げ、11:00:13には1600円超え。買いの勢いはなおも続き、11:15:25の計3900株で1680円をつける。ここで売り優勢となり1650円割れまで下げるも再び買い攻勢。が、1676円止まり。後場は売られっぱなし。13:47にはマイナス圏に沈み、本日の安値圏で大引け。

今年1/12引け後に東工大との共同研究で特許を取得したと発表、これを受けて5日連続Ｓ高を演じた銘柄。翌23日の大陰線から下げ一転下落基調となり、時に噴き上げながらも上値・下値を切り下げ、6月後半から2か月間、停滞状態となっていた。8/18から何となく株価が起き上がり始めていたところ、8/24引け後、2件の特許取得を発表。翌25日、26日とまたも連続Ｓ高。が、1月の轍を踏むまいとする売りが強かったらしく、本日高値は1/23の戻り高値には届かず。これらの特許が業績に織り込まれる動きが出れば、おそらく1/20の高値超えは間違いない。