前日比1円安で寄り付いた後は2250円−2260円の散発取引。すると、10:39:17、計3000株の売り物が突如飛来し2260円が瞬時に2193円。最後の100株が2164円をつけると、2秒後に100株が2193円を買い、そこから40秒間の4約定で2255円まで即回復。以後は散発取引に戻り、後場は2230円前後でポツポツと約定。引け間際の14:56:58に計1400株が2262円まで買い上げるも、引け成り100株が2231円を叩いて大引け。
15年8月からの下降トレンドは16年2月に止まり、7か月超の底練りを経て上長基調となっている銘柄。足元の動きは、9/4引け後に良好な業績を発表したのを受けて翌9/5に大ギャップアップで寄り付き、が、寄り天の大陰線に終わり、3日続落している。本日の計3100株はこの続落に嫌気が差した売り物か。その瞬落が、8/9ー8/10のギャップにサポートされた格好になっている点は興味深い。この下ヒゲによるサポート示現で8/5の寄り天からの下げは取りあえず一服ではないか。