7314  小田原機器 (2017.9.14)

前日比6円高で寄り付いた後20分取引なし。約定4件目の9:28:11からムラムラ買われだし、10:06に632円で特別買い気配。買いはさらに勢いづき、4分後に665円。そこから630円まで戻したところで再攻勢。10:21:46に668円をつける。やや押されるも10:24:54に再び668円。が、それ以上上値を伸ばすことはできず、下げモードに転換。後場に入ると取引激減。買われても620円超えがやっと。引け10分前から売り物が現れ、609円で大引け。

16年1月以降、550円処を上値とした上げ下げを延々と繰り返していた取引閑散銘柄。今年7/10に指月電機の情報システム事業譲受が材料視されて場中大上昇したものの長い上ヒゲ。本日前場の買い上げは、この事業譲受に伴う組織変更発表が背景か。その買い攻勢は7/10の高値を簡単に破り、15年6月までのレジスタンスを全ブレイク。その上にある670円前後の長期的なフシ目が壁になったが、本日の上げ力は注目に値する。次に情報システム事業ネタが出た際には、09年7月−8月に形成された巨大ギャップ埋めにトライか。