9651  日本プロセス (2017.9.15)

前日比17円高で寄り付いた後、9時台、10時台ともに約定1件。そんな超閑散の中、11:02:26、突如計1500株のKY売り出現。1295円を一気に60円叩き落とす。最後の600株が1235円をつけたところで特別気配で取引停止。再開は11:18:59、100株が1289円で約定。これが前場の最終取引。後場は寄りに400株が約定した後、13時台まで取引ゼロ。14時を過ぎて8件が約定し1294円でザラ場引け。

16年7月以降、やや大きめにふれながらも上昇基調にある銘柄。5/26まで上値を伸ばしたところで急落。以後8月後半まで冴えない上げ下げを繰り返し、9月に入ってようやく基調が上向いている。本日のギャップアップ寄り付きは5/26の高値トライを期待させるものだったが、取引は超閑散。計1500株の売り物は動きが出るのを待ちきれずに降りてきたのではないか。その最終弾がつけた安値1235円は冴えない上げ下げ時期の上値水準であり、また、この上値を破った8/29の安値と同値。セオリー通り、”レジスタンス転じてサポート”になった格好である。