前日引値同値の689円で寄り付いた後、約定3件目となる9:07:25から売りの猛攻。25秒で655円まで一気に下落。戻す動きが出たのも束の間、売りは手を緩めず649円まで下げる。その後も戻せば執拗な売りに押され浮上できず。後場も戻すと売られる動きで始まったものの、650円は割り込まず。12:45を過ぎると売り物が止み、取引が縮小する中、値を上げて前日比3円安でザラ場引け。
16年初から基調は上向きながら、はっきりしたトレンドは出ていない銘柄。今年5/10の大下げ以降冴えない上げ下げを続けていたが、9月に入って出来高を伴った動きが出ている。9/14に709円まで上値を伸ばしたが長い上ヒゲ。昨日はギャップアップで寄り付いたものの陰線。本日寄付からの執拗な売り物は、上値を伸ばせないここ数日の動きに対する嫌気の現れか。ただ、売りに押されても下値が切り下がらなかったところを見ると、7/25の高値を意識して拾う参加者がいる可能性がある。9/11からの急騰の調整もそろそろ終了か。