前日比1円高で寄り付いた直後に前日の高値を更新。しばらく1040円をはさむ取引が続いていたが、10:49:28、突如計17000株の連続売りが出現。忽ちドミノ倒し的に60円急落。1600株が980円で約定した瞬間、売り買いが錯綜。2秒後には買い優勢に完全転換し、20秒で1029円まで戻す。後場寄り後5分でプラス圏に浮上。その後は前場の高値圏水準での取引が続き、1043円で大引け。
11年からの上昇トレンドは15年5月をピークにベア転したが、16年7月を境に上向き基調に再転換している銘柄。足元のトレンドは6/1が起点。保合いながら居所を切り上げる動きを続けている。この銘柄、前週9/14も長い下ヒゲを描いているが、この安値は7/12から約半月続いた保合いの上値水準。本日の下ヒゲがつけた安値は、その保合いをブレイクした3日後からの上げ下げの上値水準である。このパターンに従うならば、次の高値更新後につける長い下ヒゲの安値は1000円前後の”レジスタンス転じてサポート”か。