前日比8円高で寄り付いたものの、直後から売り優勢。9:02:20、爆売り出現。計38件の夥しい連続弾で2345円が忽ち2252円。続いて1秒後、計8400株の連続売りで一挙に2081円まで瞬壊。次の約定は3秒後。100株が2118円をつけると買い優勢に大転換。6秒で100円戻し、1分半足らずで2300円回復。以後は売り物が出ても下げは限定的。後場に入ると、前日引値をはさむ取引となり、安値より268円高い2349円で大引け。
13年4月高値から16年6月まで下降トレンドを続けていたが、翌7月から基調が上向きに転換している銘柄。今年7/31のギャップアップから上昇トレンドが本格化。昨日まで高値を更新している。本日9:02:20からの爆下げは高値警戒感による売り物か。アルゴ取引プログラムの連鎖なのか。その下げが10/2の安値と同値で即座に反転している点は極めて興味深い。それにしても、市場全体の状況などお構いなしに、わずか2秒で10%超も叩き落とすとは。閉口するばかりである。