寄値は前日比10円高の1175円で年初来高値を更新。その後は1180円を挟んだまばらな取引。すると、10:49:03、突如計5000株の雪崩れ売りが現れ、忽ちにして1115円まで崩落。しかし、後続の売りは現れず、まばらな取引に戻る。後場2件目の約定で1158円をつけた後は1150円台の取引が8件。最後は1158円でザラ場引け。
昨年12月から良好なトレンドになっている銘柄。今年3月最終週から4月第3週までの調整を経て、5月に急伸。7/28に1097円の高値をつけた後は冴えない上げ下げを続けていたが、10/23に勢いよく上抜け。本日まで3日連続で年初来高値を更新している。本日前場の計5000株は、225先物の下げに動じた売り物か。それを拾った参加者は10/23−10/24のギャップ、あるいは5日移動平均を意識していた可能性がある。もう一段の押しがあるとすれば、1085円前後のサポート水準が注目処である。